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たゆまぬ努力の先にある「豊山」襲名 小柳が幕内の土俵で暴れる日は近い

母校・東農大の化粧まわし贈呈式に出席した小柳(右)。左は東農大・大澤貫寿理事長
Photo By スポニチ

 【佐藤博之のもう一丁】九州場所で新十両の小柳(23=時津風部屋)が西12枚目で11勝4敗の好成績を挙げた。千秋楽で敗れたため優勝決定戦進出は逃したが、初場所(来年1月8日初日、両国国技館)でも同様の成績を挙げれば、続く春場所での新入幕も見えてくる。新潟県出身(豊栄市=現新潟市北区)で、東農大を経て時津風部屋に入門。これは元大関・豊山(本名・内田勝男、新発田市出身)、元小結・豊山(本名・長浜広光、同)と同じ道をたどっている。現在は本名のしこ名で土俵に上がっている小柳だが、将来的には豊山を名乗る見通し。本人も「最終的にそうなれば」と意欲的で、早ければ新入幕場所で改名することになる。

 学生時代の実績は先の2人の方が勝っている。引退後に時津風部屋を継承し、理事長も務めた元大関・豊山は、大学4年で学生横綱となり、幕下10枚目格付け出しでデビューした。引退後に湊部屋を興した豊山は大学4年時に全日本選手権準優勝などがあり、幕下最下位格付け出しで初土俵を踏んでいる。小柳は大学4年の全日本選手権でベスト8に入ったが、主要大会でのタイトルはなし。幕下付け出し資格は得られなかった。だが、15年5月に三段目最下位格付け出しの制度が導入され、その初めての適用者として今年春場所で初土俵を踏んだ。

 入門後の成績は2人に見劣りしていない。初土俵で三段目全勝優勝を飾り、続く夏場所でも幕下全勝優勝。名古屋場所も6勝1敗の好成績で、東幕下筆頭で迎えた秋場所は3連敗から4連勝で新十両昇進を決めた。先の2人とも幕下で3場所取っており、三段目を1場所経験している小柳は実質、同じペースで関取になった格好だ。

 突き、押しを武器に番付を駆け上がった。新十両場所の成績からも分かるように、自分のペースに持ち込めば大勝ちできるだけの力を持っている。一方で自分の相撲を取りきれなかったときの「もろさ」もある。「もろさが出るとあっけないところがある。四つになったときはまだまだ」と本人も自覚している。それを克服するため、12月の冬巡業では劣勢を想定した稽古に取り組んだ。十両の申し合いではあえて胸を合わせる場面もあった。福岡県直方市での巡業では7番取って5勝2敗だったが、四つに組んだ4番は3勝1敗。「いきなり組むとダメ。流れの中で自分有利に組む分にはいい」とイメージを膨らませていた。

 冬巡業では稽古以外の部分でも「いろいろな関取にトレーニング方法やしこの踏み方を教えていただいた」と得るものは大きかった。「それも頭に入れて稽古に取り組みたい」。伸び盛りの23歳。年男となる17年は、さまざまなものを吸収しながら豊山となる。(専門委員)

 ◆佐藤 博之(さとう・ひろゆき)1967年、秋田県大曲市(現大仙市)生まれ。千葉大卒。相撲、格闘技、サッカー、ゴルフなどを担当。スポーツの取材・生観戦だけでなく、休日は演劇や音楽などのライブを見に行くことを楽しみにしている。

[ 2016年12月23日 08:20 ]

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