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日本人初のNCAAバスケ「ファイナル4」 八村塁が体験する超特大イベント

八村塁
Photo By スポニチ

 【高柳昌弥のスポーツ・イン・USA】米国の大学男子バスケットボールの1部校は32のカンファレンスに計351校が所属。選手数は5000人を超えている。その中で毎年3月に開催されるNCAAトーナメント(全米大学選手権)に出場できるのは68校のみ。全米王者と呼ばれるにはまずこの狭き門を突破しなくてはいけない。そして全米が注目する「ファイナル4」に残れるのはその名の通り4校だけ。選手の数は60人ほどにまで絞られる。NBAのスーパースターであってもこの晴れ舞台に立った選手は驚くほど少ないのだ。

 その3月はマーチ・マッドネス(3月の狂喜)とも呼ばれ、米国は「合衆国」であるにもかかわらずこの時期だけはさまざまな理由によって国内が“分断”される。母校がNCAAトーナメントに出れば文句なしにそのチームを応援するが、いなければ同郷のチーム、同郷がいなければ家族、知人、友人、親戚に関係があるチームに移行し、とにかくなにか自分にとって“縁”のあるチームを誰もが熱狂的に応援する1カ月となる。

 そこに日本からゴンザガ大(ワシントン州)に留学した八村塁(19)が1年生として出場することになった。

 今季は初年度ということもあって出番は限られた。語学習得や授業についていくというコートの外の負担が多いため、レギュラーシーズンでは平均2・6得点、1・4リバウンドという成績しか残せなかった。接戦ではほとんど出番がなく、点差が開いた試合で数分だけプレーするという日々。しかしゴンザガ大は20回目の出場となったNCAAトーナメントを4回勝ち抜き、ついに初めてファイナル4に進出。そこに日本から留学してきた1年生が居合わせたのだから、強運という言葉では表せないほどの何かを彼は持ち合わせているのかもしれない。

 今年の「ファイナル4」はアリゾナ州グレンデールのフェニックス大スタジアムで4月1日(準決勝)と3日(決勝)に開催される。NFLのスーパーボウルでも2度使用されたスタジアムで、バスケットボール使用になると7万5000人が収容可能。NBAのファイナルだけでなく、五輪とW杯を合わせてもそんな大勢の前でバスケットボールの試合が行われたことはない。

 ゴンザガ大は今季ここまで36勝1敗。初の全米王者も夢ではない。八村は25日の西部地区決勝(対ゼイビアー大)で3点シュートを1本成功させ、日本人初出場に加え初得点も記録。もし「ファイナル4」でスタッツ(個人成績)を残せば、日本にとっては歴史的な“夜明け”になるだろう。

 もし試合に出られなくてもその光景は彼の記憶の中に永遠の思い出として残るはず。7万5000人の前でバスケをするのはどんな感じなのか?その答えを聞きたい人が日本にはあふれていると思う。そう、私もその1人なのだ…。(専門委員)

 ◆高柳 昌弥(たかやなぎ・まさや)1958年、佐賀県嬉野町生まれ。上智大卒。ゴルフ、プロ野球、五輪、NFL、NBAなどを担当。スーパーボウルや、マイケル・ジョーダン全盛時のNBAファイナルなどを取材。50歳以上のシニア・バスケの全国大会に6年連続で出場。

[ 2017年3月29日 10:30 ]

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